AdvancisReader操作説明(V1.2)
目次 (第1章)
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基本操作
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スキャン画面
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基本設定画面
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取得データ画面
1. 基本操作
この操作説明はアプリ起動後のアプリ内の操作について記載されています。
アプリの起動、スリープ、停止はiOSの一般的な操作で行います。
カメラを使用しますので、カメラアクセス許可をして下さい。
初めての操作
・初期画面(スキャン画面):
- 設定ボタンをタップして コードチェック を選択します。
照明ボタンでiPhoneのフラッシュライトをON/OFFできます。
領域ボタンで読み取り領域を切り替える事ができます。
- 画面中央部をタップし、読み取り対象となるコードにiPhoneをかざします。
読み取った結果例:
2:最終検出コード:CODE39:14
ADVANCISREADER
表示例の説明:
1行目
2: → 最初の数字は停止までに同一コードを読み取った回数、
最終検出コード:CODE39 → 最終的に読み取ったコードタイプ(CODE39)
:14 → 文字数14文字であった事を表しています。
2行目は読み取りコード内容です。
コードチェックでは同時に複数をコードを読取領域に入れないで下さい。
複数のコードを一括して読み込み順次上書きされます。
最後に2回以上同一の読取結果の場合に表示が更新されます。
- 読み取ったコードはコピーボタンでテキストコピーが可能で、Numbersなどのアプリにペーストできます。
・基本設定:
- 初期画面の設定ボタンをロングタップ(長押し)すると基本設定画面になります。
取り扱い説明のボタンをタップすると詳細な説明があります。
各種スキャン設定の説明を参考にスキャン画面に戻って各スキャン設定でのテストをして下さい。
2. スキャン画面

バーコードやQRコードをスキャンする画面です。
取説表示ボタン
タップするとチュートリアルや取り扱い説明を表示します。
① スキャン設定名
スキャンするコードの種類や表示欄などの設定をセットにした名称です。
あらかじめ用意されている以下のスキャン設定があります。
- コードチェック:
読み取り可能な全てのコードを取得します。
基本となるコードの種類と桁数を知ることができます。
読み取り後にフィルター処理をしません。例えば、JANはEANと表示されます。
CodabarはスキャンのAR表示ができませんが、コード読み取りは可能です。
- ARで現品を探す:
現品をスキャンしてそのコードをAR検索対象として検索対象欄にコピーしておきます。
再びスキャンを開始すると、同じコードをスキャンした際にARで緑の表示となります。
スキャンしたコードが異なる場合は赤く表示されます。
CodabarはAR表示ができません。
- ISBN_Web自動検索:
書籍JANコード(ISBNと価格表記)を一括読み取りし、ISBNでAmazonを検索します。
- JAN_Web自動検索:
標準タイプ(13桁)JANコードを読み取りYahooを検索します。
- QR_Web自動表示:
https:で始まるQRコードをスキャンするとSafariを起動し、そのURLを表示します。
- Dラベル自動登録:
EIAJ標準納品書で使用されているコードです。
三段のコードを一括読み取りします。
- ITF_自動登録:
物流で使用される梱包のITF14コードを読み取り自動登録します。
- JAN_自動登録:
商品のJANコードを読み取り自動登録します。
- JAN_QR棚卸し:
棚番号をQRコードで表示しておけば、QRコードスキャンは1回のみ
棚のJANコード付き商品を連続して登録できます。
- JAN_数量:
JANを読み取りし、読み取り後に数量を入力できます。
- Code39_数量:
Code39を読み取りし、読み取り後に数量を入力できます。
- Code128_数量:
Code128を読み取りし、読み取り後に数量を入力できます。
② 設定ボタン
タップするとスキャン設定を切り替える事ができます。
ロングタップすると設定画面を表示します。
③ 表示欄
スキャンでコードを取得すると表示欄に読み取り結果が表示されます。
表示欄はプロファイルにより、複数段ある場合があります。
④ スキャン領域
スキャン領域はクリアに表示され、非スキャン領域はグレーがかって表示されます。
読み取りしたいコードをスキャン領域に入れて下さい。
⑤ アクションボタン
一組のコードスキャンが終了するとスキャン終了音が鳴り、取得完了メッセージが表示されます。
コピー、登録、Web検索など読み取ったコードに対応する次のアクションを行う場合はこのボタンをタップして下さい。
自動登録、自動検索、自動表示の場合はアクションボタンは表示されません。
読み取り結果をキャンセルする場合は、ボタンの無い領域をタップすると次のスキャンが開始されます。
登録が完了した場合は、登録画面より読み取り結果の削除が行えます。
⑥ スキャン領域切り替えボタン
ボタンをタップする毎にスキャン領域のサイズが切り替わります。
できるだけ小さめの領域を使用する方が読み取りが早くなります。
⑦ スキャン画像AR表示
スキャン領域に該当するコードがあり、コード読み取りが成功すると緑の領域又は線がコードの上にAR表示されます。
⑧ メッセージ
スキャンの完了やタイムオーバーによる節電停止の状態をお知らせします。
スキャン再開はボタン以外の画面をタップして下さい。
⑨ 照明ボタン
タップすると暗い場所でスキャンする際に使用する照明の点灯、消灯を切り替えできます。
⑩ ズームボタン
タップするとズーム倍率を切り替えできます。
複数レンズのあるiPhoneの場合は望遠レンズも選択可能です。
- W1x:ワイドレンズ1倍
- W2x:ワイドレンズ2倍
- T1x:望遠レンズ1倍
- T2x:望遠レンズ2倍
アクセスレベル
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表示がない場合:
スキャンデータの保存やE-Mail添付ができません。
Web検索やARで現品を探す機能をお試しいただけます。
コードチェックの取得コードはクリップボードにコピーすることができます。
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Standard:
あらかじめ用意されているスキャン設定でスキャンしたコードの登録ができます。
スキャン画面でARで現品を探す場合、対象のコードを入力する事ができます。
取得データ画面からスキャンデータのファイル保存やE-Mail添付ができます。
3. 基本設定画面

基本的な設定と操作説明表示をする画面です。
① 操作説明ボタン
タップするとチュートリアルとマニュアルを見ることができます。
② メールアドレス
メールの送信先を設定します。
メールアプリはiPhone標準のメールを使用します。メールアプリの設定は先に完了させ、単独で使用できる状態にして下さい。
③ Shift-JIS CSVを使用SW
ONにするとCSVの使用キャラクタコードがShift-JISになります。
OFFにするとCSVの使用キャラクタコードがUTF-8になります。
④ 下にスワイプでスキャン画面に戻ります。
4. 取得データ画面

スキャン画面で登録したデータがリスト表示し、削除、保存、メール添付する画面です。
① 取得データリスト
スキャン画面で登録したデータがリスト表示されます。
② 左にスワイプ
取得データを左にすワイプすると削除ボタンが表示されます。
タップすると、その一件データが削除されます。
③ 保存ボタン
取得データをCSVファイルとして保存します。
④ メールボタン
メールアプリを起動し、取得データをCSVファイルとして添付します。
⑤ 全削除ボタン
タップすると取得した全てのデータが削除されます。
⑥ 下にスワイプ
スキャン画面に戻ります。